僕「とうとう緊急事態宣言までいってしまったか・・・」
僕「大変なことになったなぁ・・・いつ終息するんだろう?」
僕「外出歩くのも難しくなったなぁ・・・休日とか寂しいなぁ」
僕「なんで俺はこんな時に休日出勤させられてんだ・・・?」
こんにちは、特に生活が変わっていない私です。(マスクするようになったくらい)
ようやく週末が休みになったので、プレバンより発送となった「MGスラッシュザクファントム」を作りました。
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全体像
キット内容。ザクファントム本体、ビーム突撃銃、ビームトマホーク☓2、交換用手首パーツ、スラッシュウィザードに大型ビームアックスファルクスが付属。
プレバンキットなので水転写デカールが付属。シールはモノアイのみでした。
脚部の動力パイプはアドバンスドMSジョイント製。ランナーから切り離すだけで可動するパイプになっています。
プレバンキットのお楽しみ(え?)である余剰パーツ。ザクウォーリアの肩アーマーとヘルメットが余るので、ザクヲイザーク機としても組めそうです。めんどいからやらんけど。
他はモモのパイプ取付基部とファルクスのグリップ長短、さらに謎のサーベルパーツが付属。つーか何だコレ?
私は1/100スケールはあんまり買わないんで確証が無いんですが・・・ファルクスのビームパーツ、コレもしかしてシナンジュのやつ?
また、一部組み込んだら外し辛そうなパーツがあったので、これらは取り付けていません。ご了承下さい。
ザクファントム本体。やだ・・・めっちゃカッコいい。
鍛え抜かれた肉体、って感じのマッシブさで、実に好みです。色分けも秀逸。ディティールモールドも高密度で配されています。
ただ、モノアイがクリアーパーツではなくシールでの対応になっているのは残念。薄っすらとモールドがあるだけでした。マスターグレードなのに・・・
上腕部分に合わせ目が出ます。他に本体には目立つ合わせ目は無いかな。
可動範囲
首の可動。予想以上に苦手です。特に横向き。モノアイの可動で補う感じでしょうか。
ちなみにモノアイはヘルメットを外し手で稼働させるタイプです。
上半身の可動。肩周り、肘関節は柔軟に可動。手首にもスイング可動があります。あと腹部もほんのり可動があります、ほんのり。
シールド可動。鉄アレイ状のジョイントを組み合わせる形で接続されており、グリグリ動かせます。
続いて下半身。股関節は近年のバンダイキットに習い大きく可動します。リアアーマーも可動。接地性も優秀です。
股間軸は前後に可動し、脚部の可動をアシスト。
膝可動はコレくらい。つま先も若干可動します。
また、スネの両サイドブロックが若干開きます。
総じて優秀な可動範囲。また手首接続軸などは若干固めでした。ファルクスのせいかな?
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武装類
ビーム突撃銃。持ち手とピッタリでしっかり保持できます。ただ分割は豪快にモナカです。何でやねん。
フォアグリップは可動します。肩関節との相乗で両手で構えることも可能。ただこの画像は向きを完璧に間違えてます。見えへんやんけ。
マガジンは取り外し可能。ただシールドの予備マガジンは1パーツのダミーパーツで裏に肉抜きがあります。
2パーツ構成のマガジンもシールドにマウント出来たりしますし、ランナーの都合でちゃんとしたマガジンがもう一個出来たりもします。
ライフルはリアアーマー中央に懸架可能です。
腰のグレネードは個別に取り外し可能。造形も良いです。裏面は肉抜きされてますが。
ビームトマホークは2振り付属。クリアーパーツもキレイです。後ろのピックは展開で固定となっています。
いかにマスターグレードといえど、シールドへの収納は不可能だったようです。
ただ、妙にシールドに厚みがあるので、もしかしたら何とか収納出来ないかチャレンジしてたんじゃ・・・と勘ぐってしまいました。
イザークといえば、2刀流と増加アーマーを活かした突撃でフォビドゥンを撃破したアレだと思う。その後の「そいつを寄越せェ!!」も好きですが。
何だかんだあっても、ガンダムタイプを2機も落としてるあたり、ヤキンを戦い抜いた実力とシンが驚いたのも頷けますな。
続いては目玉のスラッシュウィザード。ハイドラガトリングとビームアックスのよくばりセットです。
ハイドラガトリングですが、予想以上に大きくて驚きました。(ランナー状態でもう存在感が・・・)HGUCガンダムよりデカイです。
ビームアックスのグリップは収縮、展開を差し替えで再現できます。
スラッシュウィザードを装備したスラッシュザクファントム。やっぱハイドラがデカすぎる・・・
こんな大きさなので、当然重心がだいぶ後ろに行きます。ちょっと自立が怪しくなるので、スラッシュ状態で飾りたい人はスタンド推奨です。
ハイドラは分割優秀で色分けも再現。他の部分に合わせディティールも高密度に配されています。ほぼディティールに組み込まれていますが、後部タンク部に合わせ目が出ます。
軸可動のみですが、結構柔軟に可動。ハの字に開くことも可能です。
続いては大型ビームアックス「ファルクス」。機体の身長を超える長さとなっています。
展開状態。シリンダーの伸縮ギミックこそありませんが、連動して展開されます。また後端の存在意義が疑問なピックも可動して展開できます。
ビーム刃を取り付けた状態。設定からアレンジされた形状となっています。やっぱシナンジュのビーム刃だよなコレ・・・
ビーム刃を取り付けるとメッチャ重くなります。グリップがしなるレベルです。
手首は余裕を持った保持。現状関節が負けることはありませんが、指パーツが外れたりはありました。
とにかく重いため、ポーズが決め辛いったらありません。あとピックが邪魔。
メチャクチャ格好良いんですが、アックスもガトリングも重いため、やたら不安定になります。
ブンドドには決定的に向いてませんので、スタンドを使用し飾ることを推奨します。
総評
以上、MGスラッシュザクファントム(イザーク・ジュール機)のレビューでした。
好キットのザクヲをベースに、本体のディティールに合わせ、かつハッタリの効いた巨大なウィザードを装備させることで非常に格好良いザクファントムが出来上がります。
出来の良さは折り紙付きですが、追加装備の大きさ故に少々持て余し気味になります。前述の通りブンドドには向きませんが、その存在感は飾って楽しむものだと感じました。
いずれにせよ、その人気の割に立体化の少ない機体なので、高クオリティのキットがようやく手に入る喜びは大きいです。