エアブラシのニードルが動かねぇ・・・
後日分解メンテナンスするとして、今回はなんか色塗りしたいな~と思っていた所に飾ってあったウルフリンクが目に入り、「コイツに色塗ってみよ」と無計画に思い立ちました。GW最終日のことでした。
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ミドナに歪められた私
「最も好きなゲームは?」と聞かれたら即答でゼルダシリーズと答える私ですが、どっちかというとミドナ目当てで買ったこのフィギュア。シリーズ最高のヒロインだと思いますよ彼女は。あの尻は確実に私の性癖を歪めた。
最新作のブレスオブザワイルドでも読み込むと特典があると知り近所のヤマダで購入、一度もゲーム内で使うことなく棚に飾っている状態でした。しかしよく見ると
・きちんと毛並みがモールドされている→スミ入れすると面白そう
・基本塗装済、台座付き→ちょっとしたヴィネット風に出来るのでは?
ということでフィギュア部分にフィニッシュ塗装、台座にちょっとした工作というプランで行くことにします。
塗装箇所
先のアーウィンの経験を踏まえ、まず台座部分のマスキング及びフィギュア部分にクリアーコートを行い、基本塗装の保護を行います。
最初に、ミドナの仮面の奥まった部分に塗料が塗られていない箇所がある点、リンク足元の岩(?)が単調すぎて軽石っぽく見える点が気になりましたので、ここから取り掛かります。
リンクの前足が乗っかっている岩部分は裏面に合わせ目があったので、シアノン+ベビーパウダーで埋め、溶きパテを筆でポンポン叩き岩肌っぽく。その後ガイアニュートラルグレーⅣを筆塗り。
後ろの石も裏面に同様の作業を行っています。
ミドナの仮面も同色で筆塗り塗装。
続いてウォッシングとドライブラシをしていきます。
リンクは毛色に応じて2色でウォッシング。グレー部分はタミヤエナメルのレッドブラウン+ダークイエロー+フラットブラック、黒部分はフラットブラック+レッドブラウンでウォッシングし、フラットクリアーで一度コート。ドライブラシはそれぞれホワイト+ダークイエロー、レッドブラウン+ブラックを段階的に暗→明になるよう比率を調整し3段階ほどドライブラシを掛けています。
ミドナの方は、まずエナメルのグリーンでウォッシング。影部分に色が残るよう拭き取っていきます。特に意識せず拭き取ったのに胸部分に塗料が残って感動した。
基本塗装をした仮面はフラットブラックでウォッシングを行い、フラットクリアーをコートした後ライトグレイにホワイトを入れつつこちらも3段階ほどドライブラシをしています。
足元の岩にも仮面と同様の塗装を行い、また100均で購入したウッドチップにも同じ塗装をして間に配置することにしました。不自然でもスペースを埋めることを優先。
ここまで来た時点で全体に再度フラットクリアーを吹き付けて塗膜の保護とツヤの統一化。双方の瞳部分にクリアーを筆塗りし、瞳だけ艶ありとしています。
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台座部分
台座部分は簡単に土の地面とし、岩には苔でも生やしときゃいいかと至極単純に決定したものの、ジオラマなんて当然作ったことがない為どう作ればいいのか解らないことに気付く。最初に気付け。
とりあえずググって見た所、ジオラマビルダーや情景模型を作る方々はモデリングペーストやカラーパウダーといったオシャレなマテリアルを使っているらしい。当然私は所有していない。
私の家からそんなものが売ってそうな店はちょっと遠く、この時既に夕刻に差し掛かっており購入に行くのは面倒くさい少々困難・・・
どうする・・・何かないのか・・・?
簡単にリアルな土を表現出来る材料・・・そんな夢のようなものが今この場にあるわけ
あったわ。
土をリアルに表現するならもうそのまま土を使ってしまえ
と家の庭から土持ってきました。
ベース部分に水で溶いた木工用ボンドを塗りたくり、その上に庭の土をそのままパラパラと落としていきました。スケール感?知るか。
続いて苔ですが
コレももう土でいいやと先に塗ってた溶いたボンドに土をそのままIN。
出来上がったこの名状し難いモノを塗りつけ、複数のグリーン系塗料をチョンチョン塗って完成としました。
完成
以上、ウルフリンクamiiboのカスタマイズでした。
ちょっと色塗るだけで結構変わってくれたので満足のいく結果となりました。
やっぱ毛並みのあるフィギュアはウォッシングが映えますね。
安価なシリーズで塗装にもチャレンジしやすく、台座に一工夫もやってて楽しかったです。また良さげなのがあったらチャレンジしてみたいですね。