タイトルが長すぎる。
いよいよ2021年も年末となりました。
寒いですね。
なので寒さを吹き飛ばす為に水着フレズを作ることにしました。
(深く考えてはいけない)
ただ作るのもアレなので、以前より個人的に考えていた「FA:Gでも簡単フィニッシュ出来ないか」という課題に取り組んでみることにします。
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合わせ目消し
さて、何はともあれまずは合わせ目消しということで、いつものメンツを前にして考えます。
いつものメンツ
今回美少女プラモを成型色活かしで仕上げるので、まず線が残る瞬間接着剤は使えません。
かといってプラセメントは変色の恐れがあり、流し込みにしてもプラの脱色(?)の可能性は捨てきれず、関節付近を接着する必要があるFA:Gでは怖い・・・つまり画像のコイツラは全滅です。
ガイアさんちから「瞬間カラーパテ」というものが出ており、それのフレッシュなら何とか、と言いたいですが、万が一成型色と違ったら線が目立ちそうだし、何より私が買ったものは経年でカチカチになってご臨終してます。(さっき気づいた)
というわけで・・・
無ければ作りゃええねん。
はい、俗に言う「ランナーパテ」ですね。
フレズの肌部分のランナーをニッパーで薄く細かくカットし、流し込み接着剤に入れて溶かすことで、同じ色の接着剤が作れるというやつです。
今回は使い切ったガイアの塗料瓶を、ツールウォッシュを入れて振り振りして洗浄。
この瓶に細かくスライスしたランナーと、タミヤの流し込み接着剤を混ぜて作りました。
たいだい一晩置いとけば出来上がってるハズです。
使う際はよく混ぜておきましょう。
(画像は混ぜる前)
粘度はボタッと落ちるくらい(分かり難い・・・)。
ランナーパテを作る場合、接着剤はタミヤさんちのオーソドックスな流し込み接着剤、通称緑蓋が良いと思います。融解能力が一番高い(気がする)です。
脚パーツを接着してみました。
通常のプラセメントによる接着と同じ様に、左右両方に盛ってムニュっとします。
ちなみにランナーパテは乾燥にかなりの時間を要するので注意しましょう。
今回はあの有名な食器乾燥機を使いつつ1週間ほど置いときました。
乾燥後、400番のペーパーで削ってみました。
大分いい感じでショ?
脚の他にも腕、胴体にも合わせ目があるので、全部コレで接着し、合わせ目消しを終わらせます。
塗装準備と手首関節
今回、日焼けした状態にしたかったので、塗装不要部分をマスキングしていきます。
スク水日焼け跡を付ける為、ボーナスパーツ(なのか?)の肌色スク水パーツを使ってマスキングテープをカットして使用しています。
手首類はPVCなので、塗装前にガイアさんのマルチプライマーを吹き付けておきます。
んで、問題はコイツ、手首関節。
POM製なんですよねコレ・・・
以前作ったラーニアの製作記でも触れましたが、この素材は塗装が困難。
前はパーツを市販品に置き換えて対処しましたが、今回はどうすっかな・・・
ちょっと調べた所、加熱処理を加えることでかなり塗料を定着させることが出来ると判明。
POMは融解点がかなり高く、100℃くらいなら耐えられるので、塗装後このくらいの温度で焼入れしてやれば大丈夫とのこと。
ものは試しということで、プライマー塗布後温度調整可能なオーブンにぶち込み加熱。
怖かったので90℃で30分ぐらい加熱してみました。
スカルピー用のオーブンだったのですが、意外なところで役に立ったな・・・尚スカルピーは以下略。
不安だったので、塗料を吹き付けた後も同条件で加熱しています。ヒヤヒヤしながら。
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塗装
塗装はクリアーカラーで行います。
関節は塗装乾燥後可動させて、塗れていない所を再度吹き付ける必要があるので、調色した塗料は瓶に保存しときましょう。
ランナーパテと同じく、使い切った空き瓶をフリフリウォッシュして再利用するどケチスペアボトルを使っています。
完成
ということで、出来ました。日焼けフレズ。
成型色部分とのコントラストがいい感じ。
心配していた手首関節ですが、動かしても塗膜が剥がれたりしません。
コレは良い対応法を知ったぞ。
スク水跡。
マスキングの精度が酷い。
雰囲気だよ、雰囲気。それっぽくなってれば、それでいいんだよシンイチ。
フレズといえば乳だよな。(ホントか?)
首輪のせいで、前方部分の日焼け跡が確認しづらいのは誤算だった。(気づけ)
瞳にはUVレジン塗ってツヤっとさせてます。
塗装レシピ
日焼け肌:ガイア クリアー+クレオス GXクリアブラウン+GXクリアパープル数滴
水着:成型色の上から クレオス ムーンストーンパール吹付け
塗装後、水着以外のパーツにつや消しクリアーでコートしています。
終わりに
以上、水着フレズの簡単フィニッシュ塗装でした。
髪とかはキットパーツにつや消ししただけですが、まぁ簡単フィニッシュだし。
POM素材への塗装法を知ったのは大きな収穫でした。
寒さを吹き飛ばす為に作りましたが、世界は寒いままでした。
ついでに懐も寒いですが、コレは年中だな畜生。
FA:Gでは初めての成型色活かしでしたが、中々楽しかったのでまたやりたいですね。
っていうかこのブログでFA:G作ったの初めてじゃね?
年末に当たり
さて、今作で2021年作り納めとなります。
今年一年、この特に得るものもないであろう末端ブログにお越し頂き、誠にありがとうございました。
特にラーニア関連の記事が桁違いのアクセス数出してて笑えたのが、今年一番の思い出ですね。
スケベばっかやんけこのブログ。※管理人含む
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。