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HG RX-78-2 ガンダム THE ORIGIN版をリアルタイプカラーで塗装する1

更新日:

最近、ホセ=ルイス・ロペス=ルイス氏著の書籍、「AFVモデル塗装ガイド」という本を買って読んでました。

この中に、著者が考案したカラーモジュレーション塗装の一つ「ブラック&ホワイト塗装」というポケモンみたいな塗装法があり、その塗装手順が紹介されていました。

「これ面白そうやん」と思いまして・・・

買っておいたオリジンガンダムに試してみることにしました。

AFVの塗装法なので、せめてリアルタイプカラーにしたいと思います。

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ブラック&ホワイト塗装

前述しましたが、「ブラック&ホワイト塗装」はカラーモジュレーション塗装の一つ。簡単に言うと、ブラック→グレー→ホワイトでグラデーション塗装を「下地として」塗装、その後「限界まで薄めた基本色」を上塗りしていく手順を踏みます。

メリットとして、色の混色、選択が難しいカラーモジュレーション塗装を、白黒基本の3色で安定して出来る、ということだそうです。

もちろんこんな単純ではなく、本来はプレウェザリング(!)等様々な手順があるのですが、今回は初めてですし、またあちこち動くモビルスーツにカラーモジュレーションってどうなん?と思いまして、よくあるグラデーション塗装として極力簡略化して塗装していきます。詳しく知りたい人は書籍をチェックだ。

工作に関しては、キットの出来がべらぼうに良い為、アンテナ尖らせただけにしました。

工作完了後サーフェイサーを吹き、まずは第1段階としてガイアのアルティメットブラックを全体に吹きました。多分ここフラットブラックの方が良いです。マスキングで塗膜ペロン事件が発生したので。←ごめんなさいコレ間違いでした。

続いて、先のブラックをシャドウとしてグラデをつけていきます。

本来3~4種類のグレーを中間色として用いるそうですが、そんな面倒なことやってられんので、中間グレーとしてガイアのニュートラルグレーⅣを使用します。

ブラックをディティール付近にランダムに残しつつ、グレーⅣを塗装。

ハイライトはニュートラルグレーⅠを使用しました。

いくらなんでも簡略化しすぎでは?

ハイライトを塗装した状態。ほんとは更にこの後ホワイトをハイライトとして塗装するんだぞ。俺はめんどいからやらんが。

さて、いよいよ基本色の塗装ですが、書籍には「溶剤で8倍程度に薄めた基本色を吹く」とあるんですが、それ絶対吹きにくいやろ!と思い、基本色にフラットクリアーを混ぜて無理やり作ったクリアカラーを使うことにしました。

ここぞの画像にピンボケ写真を使うやつがいるらしい。

クレオスのモンザレッドに同量のフラットクリアーを混ぜた基本色を塗装。

予想以上に自然なグラデーションが出来ました。スゲェ!

これ基本色はクレオスの方が良いかも。ガイアは隠蔽力が高すぎてこのやり方は不向きな気がする・・・

なかなか面白いし、効果的な塗装法ですねコレ。ちゃんと手順を書籍通り踏んだらもっと美しいグラデが出来そうです。メンドイからやらんけど。

・・・これMAX塗り白立ち上げ(クリア・蛍光なし)では?

その他の塗装

本体塗装はブラック&ホワイト塗装を施し、関節なんかは普通に塗装しました。

武器類はちょっと一手間。まずはシルバーにフラットブラックを50:50で混ぜた暗めのシルバーを塗装。

基本塗装が乾いたら、エナメル塗料でダークブラウンを作り筆でベタッと塗り、乾燥後溶剤を含んだティッシュ等でポンポンと叩いてエナメルを落とします。

最後にクリアーブラック→フラットクリアーとコート。

コレ結構お気に入りのやり方で、ウェザリングを施す場合の機体の火器や関節にオススメです。落ち着いたガンメタルになります。

この後ドライブラシをかけてもグッド。

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今後

基本塗装完了後、ここで一旦フラットクリアーを吹いて塗膜を保護しておきます。

この後は、デカール貼りやウェザリングを施していこうと思います。

追記:完成しました。

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