バンダイから30MSに先立って発表され、いざ30MSが発表されるとみんなに忘れられたんじゃないかと心配になったバンダイの新キットシリーズ「ガールガンレディ」。
先にセットのキットが発売されていましたが、この度「レディコマンダー アリス」の単体キットが発売となりましたので、とりあえず組んでみましたよ。
最近資格試験の為の講習のせいでマトモに遊んでられんのですが、そんな中でも労せず組み上げることが可能でしたよ。
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キット内容
キット内容。
アリス本体とスタンド、表情パーツ全3種、替え手首が3種6個付属。
シンプル過ぎる。
シールはちょっと多め。
瞳や細かいグレー等をフォローしてくれます。
アリスちゃん本体。
足首が大き目なので付属のスタンドを使わなくても自立は可能です。
先述の通り細かいグレー等が足りませんが、概ね色分けは上々。
前腕のアーマーや豪快なポニーテールに合わせ目が出ます。
ツインテールだかアンテナだかわかりませんが肉抜きがあります。
バストアップ。
・・・・・怖っ。
とりあえず瞳はシール貼るか塗るかした方がいいな!
眉毛と瞳の別パーツ化、個人的には結構嬉しかったりするんですが。
隙間などもなく高い精度ではまっています。
HGUCガンダムと比較。
バンダイの女の子キットって大体おっちゃんより大きい気がする・・・
可動範囲
見上げと見下ろし。腹部もボールジョイント接続なので若干可動。
見上げるのは得意ですが、見下ろしは苦手気味。
ヘッドフォン状のパーツと襟がめちゃめちゃ干渉します。
肩の可動。
前方への引き出しがメッチャ優秀です。おっぱいが小さい訳ではない。
肘は180°近く曲がります。
肘関節と上腕の接続がボールジョイントになっているという面白い構造。
微妙に左右に振ることも可能です。
股関節周りの可動。
最近のバンダイキットの中では狭めですが、コレはまぁ他が広過ぎなだけで、十分な可動範囲かなと。
あまりはしたない格好させる訳にはいかんからな。
接地は優秀です。
この股関節の接続も結構変わっていて、スタンダードな横軸接続ではなく、腹部下にボールジョイントで縦に接続する方式。
バイクみたいなのに搭乗したりする関係か、このおかげで柔軟体操のような股開きが出来ます。若しくはえっちなポーズ。
画像?無いよ。
膝は思ったよりかは曲がりませんでした。
総じて可動範囲はまずまずといった所ですが、面白い構造の肘と股関節のボールジョイントが若干引っこ抜けやすく感じます。
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オプション
オプションは表情と手首の替えのみで、若干寂し目。
デフォルトの微笑みと平手で挨拶風。
キリッとした真面目顔。
笑顔と指差し手首。
オプションパーツはこんなもんです。
穴開きの持ち手ですが、ガンダムのビームサーベルがピッタリ保持できるくらいです。
プラモード
バイザーとポニテ(?)を展開してプラモードに。
別売りのアタックガールガンに搭乗する際の姿みたいです。
バイザーにはクリアーパーツが本来付きますが、外すのが困難っぽかったのでこの記事では取り付けていません。
銃器のスコープのようなシルエットになります。
総評
以上、「ガールガンレディ レディコマンダー アリス」のレビューでした。
やはりこのキット単体だとプレイバリューには欠ける印象です。遊びたければセットのほうが良いですね。
発表時何だかんだ言われてた印象ですが、個人的には結構可愛らしいと思いました。
何というか、海外カートゥーン的というか、そんな感じ。若干頬骨の主張が激しい気がするが。
肘関節と股関節の意欲的な構造なども、黎明期らしい欠点こそあれ、他のキットにはない表現が出来るし、熟れてくれば新しいスタンダードになってもおかしくないと思います。
とりあえず、初期の4体は買ってみようかな。
問題は本編を見る気が全くしないという点。
追記:改修始めました。